ゴキジェットなどのスプレーを使ったあとで死骸の処理に困ったことがある人は多いのではないでしょうか。
ゴキブリは死んでからも卵が残っていたり、死骸がアレルギー源になったりして衛生的によくないので、しっかり死骸の後しまつをしましょう。
今回はゴキブリの死骸の処理方法や、掃除のしかたについてまとめました。
ゴキブリの死骸を放置するとどうなるか
ゴキブリの死骸を放置すると、
- 悪臭:死骸が腐敗して悪臭を発するようになる。特に夏場は温度が高く、腐敗の進行が早い
- アレルギー:ゴキブリの死骸や排泄物が空気中に飛散し、ぜんそくやアトピー性皮膚炎などの健康障害を引き起こす可能性がある。
- 再発:仲間の匂いに惹かれて集まってきたゴキブリに侵入され、巣を作られる可能性がある。
これだけのリスクがあります。
健康リスクも再発リスクも高いので可能な限り早く処分しましょう。
ゴキブリの死骸を触らずに処分する方法
ゴキブリの死骸を触らずに処分する方法は、次のようなやり方があります。
トング
ゴキブリの死体をトングで挟んで捨てる方法です。このとき、できるだけ大きなトングを用意しましょう。
死骸にあまり近づかずに処理することができます。
粘着テープ・ガムテープ
大判のビニールテープやガムテープで捨てる方法も有効です。
粘着力の強いテープを用意し、死骸に貼り付けて剥がします。この方法はトングや眺めの棒などと併用すれば、隙間や高い場所などにある死骸にも届くので、部屋のカドや冷蔵庫の陰などの死骸にも有効です。
ゴキすぅ~ぽん
ゴキすぅ~ぽんは、ゴキブリやムカデといった害虫の駆除に特化したグッズです。
掃除機の先端に取り付けて使う商品で、スプレー式の殺虫剤で処理した後の死骸を吸い込むことができます。死骸は密閉された袋に入るので、触れずに捨てることができます。
「サイクロンタイプの掃除機でゴキブリを吸ってしまい、死骸がバラバラになった」という事態を防ぐことができるのでおすすめです。
利用の際は付属のワタでしっかり蓋をしましょう。
ペットボトル
ペットボトルで死骸を捨てる方法もあります。ペットボトルの口にティッシュペーパーを詰めて、死骸を押し込みます。その後、ペットボトルの蓋をしっかり閉めて捨てます。
紙コップ
:紙コップで死骸を捨てる方法も簡単です。紙コップを逆さまにして、死骸の上にかぶせます。その後、紙コップの下に紙皿や厚紙などを差し込んで、持ち上げます。そのまま紙コップごと捨てます。
ゴキブリの死骸処分の注意点
ゴキブリの死骸は、アレルギーの原因となる成分や病原菌を含んでいます。そのため、処分する際には手袋やマスクを着用して、肌や呼吸器への接触を避けましょう。
また、ゴキブリの死骸があった場所は病原菌やアレルギー物質が残っている可能性があります。それに加えて小さなお子さんやペットがいるご家庭では、駆除に使ったスプレーの殺虫成分が害になる場合もあります。死骸の処分後には、タマゴなどが飛び散っていないか確認し、掃除機をかけたあとにアルコールや塩素系の消毒液で拭き取りましょう。
まとめ
- ゴキブリの死骸を放置すると健康リスクと再発リスクがある
- 処分後は掃除機をかけてた後、消毒する
- タマゴが残ってないか注意!