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【2023年最新版】大量発生を防ぐための対策ガイド【画像なし】

こぐま

夏が近づいて暖かくなってくると、さまざまな害虫が表に出てくるようになります。

そんな中でも特に厄介なのがゴキブリの存在です。潔癖症の方や一人暮らしの方は毎年のように対策に追われているのではないでしょうか。

ゴキブリは見た目が不快なだけでなく、細菌を持ち込んだり、フンや死骸がアレルギー源になったりする場合もあります。

衛生的にも良くないのでしっかり対策しておくべきです。ゴキブリの被害に合わないために、事前にできる対策から、出くわした時の駆除方法についてまとめました。

※実物の画像は貼っていませんが一部商品リンクにゴキブリのイラストが写り込んでいる場合があります。ご了承ください。

また、ゴキブリの生態なんか知りたくないという方は「目次」からまとめ→対策ページ順に読むのをおすすめします。

ゴキブリの生態

日中は隙間や物陰などに潜伏し、夜に活動する夜行性を持つが、静かで日の当たらない環境であれば日中に活動することもある。多くの種は特に直射日光が当たらない隙間や物陰、湿った暖かな場所、餌や水が近くにある場所、自分たちの糞で汚れた場所を好む。家住性の種はチャバネゴキブリのように屋内で繁殖する種もいるが、玄関や窓などの隙間から、また段ボールにくっつくなどして屋内へ侵入するタイプが主流である。

Wikipediaより引用

日本で恐れられるゴキブリは主に2種類いて、クロゴキブリと呼ばれる大型のものと、チャバネゴキブリと呼ばれる小型で繁殖力の強いゴキブリです。

チャバネゴキブリクロゴキブリ
体色茶色真っ黒
サイズ10~15mm30㎜以上
繁殖力高い低い
飛行能力飛ぶ飛ばない
生息場所タンスや冷蔵庫の裏水回り周辺

この2種のうち、特に厄介なのがチャバネゴキブリです。

クロゴキブリは体長約4cmで黒色、そのうえ飛行能力まであるので見た目の不快さには凄まじいものがありますが、さいわい繁殖力はそこまで高くありません。また、基本的には野生なので取り逃してしまっても知らないうちに家の外に出て行ってくれる場合があります。

しかし、チャバネゴキブリはそうはいきません。

奴らは繁殖力が抜群に高く、一度の産卵で50以上もの卵を産みます。

それに加えて暖かい室内で冬を過ごそうとする習性があるので、繁殖前の早い段階で駆除してしまう必要があります。

そうでなければ、来年もゴキブリに脅えながら夏を過ごすことになるでしょう。

ゴキブリ駆除の流れについて

室内でゴキブリを見かけたあとにすべきことは3つです。

  • まずはバルサンやスプレー、ブラックキャップなどで家の中にゴキブリがいない状態にする。
  • その後、スキマをふさいだり、水回りの対策をしたりして、ゴキブリが発生しない状態にする。
  • 掃除を徹底し、ゴキブリの長居しない家にする。

再発を防止しようとするなら、特に大事なのは侵入経路をふさぎ、掃除をすることでそもそもゴキブリが住まない家にするということです。

1.ゴキブリの駆除の効果的な方法

家の中でゴキブリを発見したら、時間との勝負になります。もしも逃がしてしまえば、目の届かない場所で繁殖されてしまい手遅れになるかもしれません。

そんなことにならないように早めに駆除してしまいましょう。

ゴキブリの駆除にはいくつかの方法があります。

ゴキブリの駆除法一覧

  • 殺虫スプレーを使う
  • 毒エサ(ブラックキャップなど)を設置する
  • バルサンなどで燻りだす
  • 熱湯(60度以上)をかける
  • スリッパや丸めた新聞紙などで叩きつぶす

主に上記のような方法で駆除をすることができます。

殺虫スプレーを使うのがおすすめ

理想的な駆除方法は、スプレーを使うことです。うろちょろ逃げ回るゴキブリを近づけたくないという人は一本持っておいても損はないでしょう。殺虫剤を直接吹きかけて駆除できるものと、冷却して動かなくするものがあります。

このどちらかを選ぶなら、私は断然、殺虫剤タイプをおすすめします。

なぜなら、冷却スプレーを使った場合はゴキブリを駆除しきれずに蘇生する可能性があるからです。

いつ息を吹き返すのかビクビクするよりも、きっちり息の根を止め切って死骸の処理をするほうが精神的にマシだからです。

ただし、小さなお子さんやペットがいるご家庭は注意!

殺虫成分は人体にとって有害です。誤って飲み込んだりなどが無いように、取り扱いには十分に気をつけましょう。

小さなお子さんやペットがいる家庭は冷却スプレーがおすすめ

冷却スプレーは人体に有害な殺虫成分を含まないものが多いため、お子さんやペットのいるご家庭でも安心して使うことができます、

ただし、ゴキブリが息を吹き返す場合があるので早めに処理しましょう。

また、商品によっては殺虫成分を含むものもあるので購入前には十分に成分表を確認しましょう。

ブラックキャップなどの毒エサを活用する

一般的には侵入ずみのゴキブリの駆除に使われていますが、ベイト材(毒エサ)やバルサンはゴキブリの侵入防止にも役立ちます。

この場合に使うのは、ブラックキャップ(屋外型)です。

この製品は玄関付近やベランダ、プランターや室外機の近くなどでの使用を想定されています。

アパートやマンションなどの集合住宅では、近所の部屋に潜んでいたゴキブリが、ベランダや水回りの配管を伝ってやってくる場合があります。

このような場合は防ぐのが難しいので、部屋の中に入ってくる前に駆除してしまいましょう。

メスのタマゴにも効果的なので非常に有用な商品です。

ただし、毒エサの期限は必ず確認しておきましょう。

毒エサはゴキブリを誘い出す匂いを放っているため、毒の期限が切れたことに気づかずに放置すると、かえってゴキブリが寄ってきてしまいます。

毒エサの期限が切れたら早めに廃棄し、新しいものと交換しましょう。

スプレーが手元にない場合

スプレーが手元にない場合、浴室にいるならゴキブリのお腹に向かって洗剤を吹きかけてください。ゴキブリの気道をふさいで窒息させることができます。

それ以外の場合はスリッパなどでゴキブリの前方から叩いてしまってください。

もしもゴキブリがメスだった場合は、卵が飛び散ってしまっている可能性があるので、駆除が終わった後にしっかり掃除をしてください。

複数のゴキブリが出てきたとき、ゴキブリを見失ったとき

このような場合は家の中に巣を作られてしまうかもしれません。

毒エサを設置しましょう

可能ならバルサンなどの燻煙材を使うこともおすすめします。

煙が発生するため近隣の住民や建物の管理人に一言伝える必要がありますが、幼虫もまとめて駆除することができます。

燻し出しの前には家具や家電を袋か何かで覆っておきましょう。

できれば2週間ほど時間をおいて、2回目の燻し出しを行えるとさらに効果的です

燻煙剤は卵には効かないので、2週間後に2度目を行えばふ化直後の幼虫も駆除できて安心です。

2-2.ゴキブリの発生原因と侵入経路

ゴキブリが発生する原因には次のようなものがあります。

  • 玄関やベランダなどにスキマがある
  • トイレなどの水回りなどから侵入されている
  • 部屋が片付いていない

ゴキブリは小さなスキマから室内に侵入するのが得意で、2mmの幅があればどこにでも入れると言われているほどです。

侵入経路としてよくあるパターンとして、

侵入経路一例

  • 帰宅時に衣服に紛れ込まれてしまう
  • 室外機のドレンホース伝いに室内に侵入される
  • 網戸のわずかなスキマからし侵入される

などがあげられます。

ほんのわずかなスキマから室内に侵入されてしまいます。

その結果、ゴキブリのエサとなる食べかすやホコリ、水垢などの栄養目当てに我が家に住み着かれてしまうという事態に陥るのです。

こうならないためには、十分な清掃と侵入対策が重要になってきます。

2-2.ゴキブリ発生前・駆除後にすべき侵入対策

ゴキブリが発生しないようにするには、以下のようなことを心がける必要があります。

  • 窓やドアの隙間をふさぐ
  • 食べ物やゴミを放置しない
  • 水回りや換気扇などを清掃する
  • 忌避剤や防虫剤などを使う

普段の清掃に加えて、室内のスキマを無くしていくのが一番の予防です。

帰宅前に身だしなみをチェックする

単純ですが効果的です。逆にこれを忘れると対策する意味がありません。

特に、夜間はゴキブリが活発化するので気を付けましょう。

定期的に掃除をする

エサを求めてやってきたゴキブリの標的にならないように、普段からごみを貯めないようにしましょう。

特にベランダに生ごみを長時間放置したり、水回りの清掃はおろそかにしたり、というのはNGです。

室内のスキマのふさぎ方

1.スキマテープを使う

網戸や窓のスキマなどはスキマテープを使うことでふさぐことができます。

蚊やコバエも減らすことができるのでおすすめです。

2.換気扇にフィルターを取り付ける

ゴキブリが換気扇の合間を縫って飛んでくる場合があります。市販の換気扇フィルターで対策に対策できるので導入しておきましょう。

3.配管周りのスキマをふさぐ

洗面所の配管部分などにはスキマがある場合が多く、ここからゴキブリがやってきている場合もあります。市販のパテで埋めるだけでも効果はあるので、対策しておきましょう。配管のスキマからはチョウバエなどのゴキブリ以外の害虫もやってくるので対応必須です。

4.ドレンホースに対策をする

エアコンの室外機からの侵入を防ぐために、ドレンホースには対策をしておくべきです。

手軽にできる対策としては、

対策一覧

  • ドレンホースにキャップを付ける
  • ドレンホースにネットを付ける
  • ドレンホースを固定し、侵入しにくくする

などがあります。

3つのやり方にはそれぞれメリット・デメリットがあるので、ご自身の場合はどれが一番いいのか。お好みのパターンを選んでください。

ゴキブリを二度と見たくないという人は業者に相談するのもおすすめ

一人暮らしなどをしている方でゴキブリが大量発生した場合は、自分一人で駆除を行うというのは難しいでしょう。

そういったかたのために害虫駆除のサービスを行っている会社もあります。

部屋の間取りなどによって相場は変わってきますが、1R~2Kの相場は12000円から25000円といったところです。

駆除後の予防や対策もしてもらえるので、ゴキブリを二度と見たくないという方は一度相談してみてはいかがでしょうか。

まとめ

  • ゴキブリは病原菌や寄生虫のキャリアにもなるので必ず対策しておこう
  • 水回りやスキマは対策必須
  • ゴキブリ駆除用品早めに用意しておこう
  • どうしてもゴキブリを見たくない人は業者に相談しよう

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